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 真夏の夜です怖~い話をしましょう (32話の続き)
Oさんの友人が尋ねてきた。友人の言う事では、彼女の具合が悪いのは,私が原因だと言う、
でも可也誤解があるようだ。
友人「何故この頃になって、冷たくなったのですか?」
私 「別に冷たいとか言うような特別な対応はしてません.。普通に生徒と先生として
接していましたけれど」
友人「おかしいじゃないですか、彼女の話では貴方は彼女の婚約者でしょ、それが
生徒と先生の関係だけだなんて」
私 「でも、それ以外には何もないですよ」
友人「だって彼女は貴方が結婚の約束をして、彼女の部屋で一緒の生活をする筈だったのに,
今になって貴方が来ない、裏切られたようだ、と、言うばかりで,
何も出来ない有様,だって、如何いう事ですか」彼女の友人は、私を激しく問い詰めます
。 私 「,誤解です。何も約束など無く彼女の思い込みです」
友人「良い大人が思い込みなどで、そんな事が起きる訳がないでしょ、思い込ませる様な事を
, 貴方が言ったから、そう思ったのでしょう」
私 「違います。彼女とは、普通の生徒と同じ様に接してます」
友人「だったら良いお客と思って、来させる為に色々と言ったのでしょ、だって彼女は貴方と
一緒に生活出来る様に、部屋に貴方の分まで色々揃えて準備してあるのだから、、
何も貴方が言わなくて其処までする訳が無いじゃないですか」
私 「それは、彼女の頭の中の世界で起きてる事で、私の手の届く範囲の事でないです」
友人「おかしいですよ、彼女は貴方と結婚して生活する用意まで、部屋にしてるのに,
貴方は関係無くて、それは、彼女の頭の中だけの事なんて、そんな事信じられませんヨ」

彼女の友人と、長い事押し問答を繰り返したが、彼女の友人は、私をホストクラブの
ホストの様に、仕事の為に言葉巧みに、彼女を利用して、その気にさせて最後で、
逃げたと思っている様で、どんなに説明しても責任を取れの論調に変化はなかった。

私は仕方が無いので薄情の様だが決意して言った。
私 「ジャー、一度帰って下さい、そして彼女の両親に電話して、彼女を精神科の病院へ
行かせて下さい、私はこの仕事の前に研究室で勤務してた時に、多数の同じ状態の人や,
友人と接してますので、今彼女は私でなく、医者と助けてくれる人が必要な状態だと思います。
貴女が本当に友人だったら、私より彼女の両親を呼ぶ事をお勧めします」

彼女の友人はこう言われて“、もしか?”と、思った様だ論調が、柔らかくなって少し話を、
聞く様になったので、自分の今までの経験から、私なりの彼女の精神状態の観察を説明して、
直ぐにも医者の手当てが必要だと良く説明した。友人は半信半疑の様だったが納得した。

私 「私は何が原因か知りません。でも彼女が私に拘った事が、今の精神状態の
引き鉄になったのだと思いますが、本当の原因は他に有ると思います」
友人「帰って彼女に貴方との話をしてから、改めて又お話に伺います」 そう言って帰った。

それから数日後、再び Oさん の友人が訪れた、一瞬私は重い気分になったが、今度は
心配する必要はなかった。Oさんの友人の態度は、この前と違い穏やかに話し掛けてきた。
友人「先日は失礼致しました。あの後直ぐに、鎌倉の御両親に電話しまして、次の日、
精神科医の所に、彼女を連れていてもらいました所、其の侭暫く入院する事に
なりましたので、もう彼女がご迷惑をかける事は無いと思います、少し失礼な事を
言いましてすいませんでした。御忠告有難う御座いました。」そう言って帰っていった。

それから十ヶ月、もう忘れた頃、何の連絡もなしに Oさんが訪れた。
本当に心臓がドッキンと鳴った
彼女「先生、私お医者の先生に、もう良くなったので、帰っても良いと言われました。」
私 「良かったネ、元気になって。」でも、そう言ったが、本当は彼女は元気無く暗い感じだった。

彼女「でも、私自信が無いんです、先生(医者)は良くなったて言うんですけれど、それで、
私思うんですけれど、先生(私)の傍にいて悪くなったのだから、本当に良くなったのなら、
先生の傍にいても大丈夫だと思うので、自信が出来るまで先生の所に来ても良いですか?」
体温がスート下がって、冷たいものが体中を被う様な気がした、{良くなって無い、未だ拘っている}

私 「そんなに拘らない方がいいよ!、折角良くなったのだから、もうそんな事考えないで、治ったと、
自信を持ちなさい」 何とか説得してその侭帰らした。その後で直ぐ鎌倉の彼女の友人に電話して
彼女が訪れた事を話した、Oさんにとって(原因はわからないが、私に拘る何かが有る様うだが、
その侭、拘れば再発する心配がある) だから再発の引き鉄になるので、絶対に来させない様
念を押した。 それ以後は彼女の、姿は見ていない。

これを読んでる貴方、人事ではないですよ。「そんなの普通ジャーナイヨ」
「だから、言ってるの!普通ジャーナイって、でも、本人は理解できないんでしょ」
“ エ ”法律が出来た!。そう、でも法律で対応出来た時、貴方の、社会的地位と、家庭は?
もしかしたら貴方自身の身の安全は?、法律は事が起きてからでないと対応出来ないですもんネ
怖いですねー真夏の夜、 少し涼しくなりました。
次回は真夏ですから、アツ-イ、話です。