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東京外語大学。イメージ的には女性が多く、まじめなのかな。やっぱり外国に興味がある人たちが多いので、日本人でも頭にターバンを巻いていたりするのかな。それとも古代ローマ兵のように下半身はむき出しに腰巻だけの人とかいるのかな。スパルタの屈強な男たちみたいに集まったときの掛け声は「うっ」でほとんど半裸にマントと盾だけで100万人の軍隊相手に300人で勝ち目の無い戦いを挑むのかな、大体の人たちはそんなイメージを抱くかと思います。

そんなわけで、比較的秩序のある安心した一週間が送れるかと思っていると、とんでもない目にあったりするのですが。

何をそんなに予想を裏切られたかといえば外語大のダンス部たち

とんでもなく米をくいます。

わざわざフォントを拡大する手間を省いてまで米が喰われる現状をアピールしてみたのですが、なんら誇張することなく、釜の米が喰い尽されます。

いけめんと、さわやかな笑顔と山盛りの米。そして平均して部員たちはこのフジヤマライスを朝、夜の食事の度に三杯は平らげるのです。

ちきばん名物、大き目のごはん茶碗とそこに刻まれた文様もあいまって、ますますフジヤマ感が募ります。聳え立つ冨士の山と、水面に移る逆さ富士。ならばそれを支える二本の腕はダイダラボッチかタヂカラオか。ヘカトンケイルは神話体系がまるで異なりますね。ちなみにちきばんの米は木島平の高級コシヒカリ100㌫でございます。米だけでも十分喰える旨さ。

そういえば外語大というくらいなので部員の外国人、もしくは外人ぽい顔の日本人比率が他大のダンス合宿よりおおい傾向にあります。折角の夏休みにダンス合宿で缶詰な彼らに富士山へのプチトリップ!日本文化を少しでも感じてほしいという先輩たちの心遣いなのかもしれません。外大生、やさしいですね☆

なんでも聞いてみると、飯を食うのもトレーニングの内ということで半ば強制的に大量のライスを、外大なのであえて英語読みで表記していますが食べさせられるそうです。

ダンスのために米を喰うと言うのなら、「銀河系一のダンス環境を提供する」を至上命題として掲げるダンス合宿の宿、ちきばんとしては炊飯を切らせるわけに行きません。結果、厨房の炊飯器は臨界稼動を始めるわけであります。ちきばんの炊飯能力と北信ガスのガス供給能力と、外大生の胃袋、顎の壮絶なる戦いの火蓋が切って落とされてしまいました。

心境的にはちきばん炊飯部隊(部隊長サチエ。隊員ヤギ三名)は300人のスパルタ兵の如く絶望的な戦いに身を投じるようで、見てるこっちは笑いが止まりません。

わしわしと飯を彼らの姿を見ると、すっかり胃袋が衰退してしまった私としてはうらやましい限りでもあります。

あんまり米についてばかり書いても仕方ないので次回は彼らのダンス模様でも書けたらと思います。米合宿ではなくダンス合宿なので。