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“ 女の感は怖いですよ! ”(この題は、パートナーのリクエストに、よります)
ダンスをするようになってから三十五年以上になりますが、スタジオ以外にパ―テイとか
ダンスホールとかへ踊りに行ったのは、二、三回しか有りません.。
(私はダンスの練習で踊るのが面白いからでです。いわゆるB型で技術の追求が全です)

その二、三回の内の、一回を、一緒に踊りに行った、S子さんの話です。
でも何か有った訳では有りません。私のパートナーは、私と感受性が似ているのか、
人の好き嫌いが似ているらしく、ダンスの教師時代、私が気にいって、目をかける生徒は
、何時の間にか彼女も親しくなっていました。

それに私を、ジャガイモに喩えるぐらいですから、あまり他の女性に対して警戒心や、
ヤキモチの様な感情を表情に表す事は余り有りません。そんなパートナーがS子さん
だけは強く警戒感を顕わにして嫌がります、私は、別に疚しい事は無いのせすが、
知るはずの無い話て無い事があるので、彼女の態度が内心不思議だったのです。

S子さんは、友人のM君の奥さんなのだが、M君の事業が経営不振で行き詰まり、
M君が会社の資金と売上を使い込んだ為に、いよいよ会社倒産と言う事になって、
夜逃げをする前日、二人で別れの挨拶に来て、「長野から消える事にした」と言って帰った。

二人が帰って居なくなってから、パートナーが一言 「危ない人が、消えたワ!」。
思わず「何か心当たりでも有るの?」、と聞いてみた、
「別に心当たりは無いけれど、アノ 人は、危ない人ヨ」 “ウ―ン凄い”何だか解からないが
女性の感は不思議だ!、これでは、何かあれば直ぐバレルなと内心ビックリした。

実は、S子さんは、アタックの強い女性だった。S子さんは、M君と結婚する前からの
知り合いで、恋愛と結婚の相談に、何度も長野まで東京から訪れていた、
私は相談に応じて、色々アドバイスをしたり忠告をしたりしたしていた。

そんな関係でS子さんの勤務先が東京のエッソ石油本社だったので、上京した時に、
S子さんが私のこの仕事に役立てばと言って、結婚と恋愛相談のお返しにと言って
総務部厚生課の上司の人へ紹介してくれた。その時の事なのだがS子さんに、
私の影響でダンスを習い始めたので踊りに連れて行って欲しいと言われた、

エッソ本社へ紹介の御礼の意味で、S子さんをダンスホールへ踊りに案内する事にした。
踊りに行く前に、S子さんの家は確か千葉方面だったので、“何時位まで、踊って居られる?”
と聞いてみた。帰れる交通機関の最終は“九時半までだった”

仕事の終わるのをまって待ち合わせて踊りにいった。時間は直ぐに経つものでアッという間に
九時半少し前になった。「帰りの時間だヨ」と言うと「今日は帰りたくない」とS子さんが答えた
{今日は、帰りたく無いたって、どうするの帰らなければ・・・・・}
サー 帰りたく無い と言われてしまいました。どうしましょう 28話へ続きます