ブログ

独協大学競技ダンス部夏合宿。今年の夏の最後の大きな合宿であり、しかも最大最長。一つの大学で90名近いダンサー達が一週間踊り狂う訳でありまして、まさしく今年の夏のラスボスといった趣の合宿になります。

 

王位継承サバイバルデスマッチでいうところのきん肉マンスーパーフェニックスであり、始祖編で言う所のあやつマンとかザ・マンとかいわれてるあの人であり、初期ギャグ編で言う所の筋骨マンことしゃれこうべになるのでしょうか。とにかく大変なのです。グロロロロ

 

今年の夏合宿シーズン、二基あるボイラーが同時に破裂して大混乱になったり、過労のあまりさっちゃんが倒れたり、その混乱に乗じてヤギが柵を破壊するとか連日のけが人救急車騒ぎとか本当に色々ありました。ここまでくるとスタッフの中に某独裁国家の特殊部隊が紛れ込んでいて破壊、情報かく乱活動にいそしんでいるんじゃないかと疑いたくもなります。

 

実際にさっちゃんをくすぐり尋問の末、柱に縛り付けて目の前でアルフォートぼりぼり食べる残虐拷問もしたくなりましたが。

 

心身ともにへとへとなコンディションなのですが、ここを乗り切れば開放される。そうしたら長野市の奥のほうにあるスシローに乗り込むぞ、寿司一皿に対して同じ数のポテトを注文するぞ。それを唯一の希望として体に鞭打つ日々なのです。

さて、獨協大学ダンス合宿です。

今日も地下ホールにてずらりと並んで踊っております。このじょうたいで大体60-70名くらいが並んでいるのでしょうか。これを周辺から声をかける先輩とか、でかいうちわを持って風を送り続ける先輩とか、床下にいってホールが落ちてこないように持ち上げ続けるダイダラボッチ先輩とかも参加しています。人数多いですからね。もちろん床なんか抜けやしませんが。とにかくダンス部総力を挙げての練習が繰り広げられます。

これだけの人数が音楽と号令にあわせて一糸乱れぬステップを踏むのは中々の壮観で、思わず見とれてしまいました。独協大ダンス部はある程度練習着なんかも部指定のものがあるみたいで、かなり規律正しくやっている感じです。口悪くいうと某独裁国家のマスゲームの様ですが、

 

長い人生の中、こうして個性を徹底的に否定され、群れの一部になる事を強制される体験というのも人間には必要なのである。

 

一度、人間は形にはめなければ獣のままなのである。いいかお前ら、先輩の言うことには返事は「イエス」は「はい」しか許さんのだ!的やり取りがなされているのかと思うと、ひそかにニヤニヤしています。もちろんそんな全時代軍隊的な行いはされていない事を祈りますが。

 

と、標題とおりにこの10月、台風の中わざわざ車をはしらせスシローもといポテローまで行ってまいりました。ポテトと欲望にまみれた一日のレポートは、また後日。ああ、思い出すたびに体がポテトを求め、震えてしまう・・・・