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ご無沙汰しております。長野県は木島平、ダンスの宿ちきちきばんばん 公式ブログ。お正月の様子を書き綴るつもりが早くも雪が解け花が咲き、カメムシが躍動し始める三月に入ろうとしています。

なんやかんや正月の営業が忙しかったり本業のダンス合宿が始まったりテセウスの船の続きが気になったりで更新がおろそかになってしまいました。

 

状況的には春のダンス合宿も二つが消化され、いよいよ残すはあと一校という所まで。

それさえ終われば虜囚の身から解き放たれて自由を獲得できます。

オンとオフのギャップが激しいのがこの仕事の特徴。次の夏は戦争のような忙しさになる事がメソポタミアから発掘された太古の預言(粘土板に楔型文字で刻まれていました)されていますので精一杯の骨休みに精を出せます。

 

ダンス合宿の模様を公開したいのですが、お正月の営業の様子が殆ど書き残してあるので、もう少しだけやって、ダンス合宿の事を書きたいと思います。

気を抜くとどうでもいい文章が自動的に増殖してしまうのがこのHPの残念な仕様。ちゃっちゃとはっしょっていきます。

 

今年の正月料理で一番のトピックといえば、最近流行の低温調理器を導入したことでしょう。

(低温調理器イメージ)

 

お肉は大体60度を超えた辺りから加熱するとたんぱく質が変性して硬くなってしまいます。肉が硬くなるかならないかの瀬戸際、さらに加熱により殺菌処理できるギリギリの温度を狙って

加熱することで柔らかい状態で肉料理を提供できるのが低温調理です。ざっくり。

 

ちなみに混同しやすい物として低音調理は、人間の可聴音域をはるかに下回る低周波を素材に浴びせ続ける事で食材のアストラル体を変性させる調理方法です。

こちらは見た目や匂い、食感には一切影響を及ぼしませんが、食材そのものがネガティブな存在に生まれ変わります。いわゆる音響兵器の一環として捉える事ができますね。

こうして処理された食材をとり続ける事のリスク、それは徐々に精神に変調を来たし、鬱や血気、判断力の低下などの社会活動に不具合を生じさせるといわれています。

かの独裁帝国もこの手法を取り入れたとか何とか・・・。食を通して日々を明るく照らす事を社訓としているちきちきばんばんでは、そんな反社会的行為は一切行われていませんのでご安心を。

 

話がそれましたが、件の低温調理器の導入によって肉料理のクオリティが格段にあがった事、さらには砂肝のコンフィやサーモンの低温グリルなど今まで出せなかったような料理もレパートリーに加わるようになりました。

低温で仕上げたローストポークと、最近流行の砂肝のコンフィです。

こちらサーモンのグリル。身はホロホロにほぐれて脂が口の中ににじみ出る絶品です。

そんな感じで長くなってしまったのでまた次回に。皆さん、低音で調理された食材には気をつけましょう!