ブログ

合宿の学生たちをなんやかんやもてなしているうちに気がつくと九月に突入してしまっていました。毎年のことではありますが夏の思い出といえばひたすら厨房にこもってキャベツを千切るか指を切るか、汗だくになって肉を焼くくらい。今年はそれにヤギの世話が加わって多少バラエティに富む内容になりましたが。ああ、早いところ仕事を隠居してしずかな日本の夏を満喫したいところですがそうも行きません。

さて、ダンス合宿もいよいよ最終週。獨協大学競技ダンス部の合宿が9/1から始まっています。それまでは30~40位の人数で終始していた学校ですが、昨年人数が激増して一気に七十人近い大所帯になってしまいました。今年はずっと二校並列で80とか90人近い人数を相手にしていたので70人近いとはいえ一学校単独の合宿です。かなり仕事に余裕が出てきているのもまた事実。なのでこうして駄文をしたためる時間と体力、気力的な余裕も与えられるわけであります。

とえらそうなことをいいながらも早くも合宿は3日目の夜。週末になり、独協恒例の伝説のOB、Uさんの登場であります。アマチュア全日本チャンプまで上り詰め、今は某国内にてダンススタジオを経営している筋金入りのダンサー様です。ちきばんの前に見慣れぬベンツが横付けしてあって何事かと思っていたらどうやらUさんの、いやU様の愛機のもようです。いいなあ、ベンツ。鼻頭のベンツマークだけでももぎ取ってうちの自転車のエンブレムにしたい誘惑と必死に戦っております。

 

 

 

IMG_5345 IMG_5353 IMG_5369 IMG_5329 IMG_5340

一日の仕込みもほぼ終わりふらりとちかのダンスホールに顔を出してみると、この日は幸運にも上級生のデモの時間でした。親父殿いわく独協は近年では珍しくオーソドックスな踊りをしているらしく、まだまだ単細胞生物プラリナくらいのレベルの僕としては非常に参考になるところがありました。ラインの研究とか。

Uさんに「お兄ちゃんもシューズもっているなら一緒におどらんかい?」と誘っていただけましたが、とんでもない。学生たちの気分を害する、産業廃棄物のような踊りを撒き散らすわけには行かず丁寧に辞させていただきました。いつかは一緒に踊れるようになりてえなあと心に思うこのごろであります。