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ちょっと間が空いてしまいましたが、獨協大学の競技ダンス部の合宿模様、その三です。

 

ちきばんにてダンス合宿を行う大学の大半は一週間という長期にわたって合宿を行います。一週間ひたすら文明から隔離されて赤い靴を履かされ、焼けた鉄板の上で踊り続けるような生活が続いていると、徐々に集中力も途切れて、疲れも出てきたりします。

しまいには幻覚、幻聴の類が発生する、満腹中枢が破壊されていくら米を喰っても満たされない、ホールから上がろうとすると上昇負荷による全身の毛穴から出血を伴う激痛をうける、食前の一発ギャグが何をやっても受けなくなる・・・など等様々な障害が現れるかもしれません。それらは長期のダンス合宿における最大の敵であり、合宿幹部が解決しなければならない永遠のテーマだったりするのだと思っています。

 

そんなわけで、日程の中でもみなが飽きないように練習以外にも様々なプログラムやサプライズを企画して、ダンス合宿を盛り上げていくわけですが。そんな中でもOBさんが練習に顔を出してくれて後輩をかわいがったりしごいたりするのは恒例行事なのです。

 

競技ダンス部というと、名目上は文化系の部活になるのですが(最近までしりませんでした)実際にやってることは自衛隊並みの肉体酷使競技であったりするわけです。体育会系の先輩後輩関係といえば、先輩から見ると後輩なんてものは「呼吸をするサンドバック」程度の認識だろうと思っていた私。しかし見ていると、競技ダンス部のOBというのは後輩達から非常に慕われていて、部員達からするとOB訪問はいいカンフル剤となっているようです。

 

獨協大学では、それ以外にもセミプロとしてもうずっと活躍している伝説のOBさんが忙しい中顔を出し、部員たちにダンスの真髄を叩き込んでくださるのです。

やはりプロの技というのは凄い物で、そのノウハウの一部でも授かれるなら、それまでの技術体系に関する認識ががらりと変わる事もあります。僕もギターではそんな体験がありました。

そんな充実した時間のようで手前のピンクの彼女もノリノリで踊っている様子です。そんな充実した時間を経て、合宿中にもダンサーたちのレベルもめきめき上がっていくのでしょう。

相変わらずにぎやかな練習風景です。一時期全体的なダンス人口も減ってしまって、ホールの中も寂しい時期がありましたが、最近はすこし持ち直してきています。こうしてにぎやかしいホールの中を見れるのはオーナーとしてもうれしい限り。

さて、残りはダンスコンペの模様と打ち上げコンパの記事にて、今年のラスボス、獨協大学競技ダンス部の模様も締めくくりたいと思います。

それでは、アリーデヴェルチ!!